沖縄県豊見城市のコミュニティFM局 株式会社FMとよみ
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2022.05.14

未来へ繋ぐ熟成プロフェクト 2022年5月15日蒸留&試飲会開催

「バニラ」 「メープルシロップ」 「キャラメル」・・・
と聞くと何を思い浮かべますか?

ケーキやアイスクリームなどスイーツを連想される方もいらっしゃるかと思いますが、これは泡盛を飲んだ時の味の表現です。

酵母菌により、爽やかな甘い香りと優しい味が広がる泡盛

香りを味わい、口に含んだ一口は何とも言えない至福のひとときが味わえます。

その泡盛を愛情込めて作り続けている「忠孝酒造」が、沖縄復帰50周年企画『沖縄テロワール泡盛』プロジェクトを開始しました。
忠孝酒造の大城社長に伺った話や記者資料によると
「沖縄テロワール泡盛」の「テロワール」は、フランス語の「土地」を意味する「テール」が語源。原料が育てられる土地の気候や土壌の個性、地形の特徴などを指します。忠孝酒造では、『沖縄テロワール泡盛』を沖縄県産米を原料として造られた泡盛と定義し、伊平屋島で収穫された米を使用した泡盛造りをスタートさせました。

伊平屋島は、かつて沖縄県でも有数の米どころでありましたが、安定しづらい収量や売買価格、後継者問題などといった課題により、コメの生産量はピーク時の半分以下に。

そんな中、2019年からの「琉球泡盛テロワールプロジェクト」による国からの後押しもあり、島内でも酒米造りに挑戦する農家が増えてきているといいます。慣れない酒米造りに当初は苦戦しながらも、農家同士で連携し情報共有を密に。肥料や収穫期、取り扱いの注意点が着実にデータ化し、地域全体で酒米造りの知識とともにレベルが上がってきているとのこと。

今回のテロワール泡盛プロジェクトを通し、沖縄の価値あるブランドとして育てあげることは、酒造メーカーだけでなく、農業に携わる方々や、農業を基盤とする地域の活性化にもつながっていく可能性を秘めていると、今回のプロジェクトをきっかけに改めて感じたと語る忠孝酒造。(忠孝酒造さんより頂いた資料より抜粋)

伊平屋島産の米を使用した『沖縄テロワール泡盛』は、4月29日よりクラウンドファンディング「Makuake」で販売を開始しています。
復帰50周年を迎える5月15日に蒸留し、古酒として育った3年後の2025年に届く予定です。
5月15日には、忠孝蔵内に併設している蒸溜所で行われる記念蒸留の様子をガラス越しに見学ができ 沖縄テロワール泡盛の試飲会が開催されます。
試飲会では、泡盛愛を語る大城社長とのユンタクも楽しめるかも!?
ぜひ、足をお運びください。

詳しくは、忠孝酒造ホームページをご覧ください。