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Newsお知らせ

2024.01.18

令和6年豊見城市消防出初式

2024年1月10日に、豊見城市消防本部で『令和6年消防出初式』が行われました。
毎年、消防出初式は、防火思想の普及啓発及び市民の安全を祈願して開催されます。

今年は、救急車や消防車が登場し車両の説明も行われました。消防本部より頂いた資料の文書を抜粋してご紹介します。
最初に登場したのが、高規格救急自動車 救急救命士を含む救急隊員が乗り込み、市民の命を守るために出動します。
化学消防ポンプ自動車 
2種類の消火薬液を積載し、通常の火災はもちろん、火による消火が困難な油や電気、化学物質及び危険物による火災時に泡消火剤を放出して焼失します。 車両の塗装には沖縄県初となる蛍光朱色が採用され、遠方からの視認性の向上により緊急走行時の安全性を高める工夫が施された車両。 消防隊員は防火衣の上から空気ボンベを背負いマスクを装着し、消火活動を行います。装備品の総重量は35㎏程度とのこと。
救助工作車 積載されている約200種類の資機材を現場の状況に応じて活用し、あらゆる災害の救助に対応します。車両に描かれている龍は、ハーリー発祥の地である豊見城市をアピールし、勇壮で躍動的な白龍をイメージしています。また、流線型の体は救助の基本理念である「安全」「確実」「迅速」を表し、人命救助に対する意気込みを象徴しています。
水難救助車 車内には6名の隊員が同時にウェットスーツに着替えられるスペースが確保され、潜水ボンベなどの潜水器具や水難救助用資機材等が積載されています。また、車両上部にはクレーンが搭載されており、迅速な救助活動が可能となっています。

その他、大型水槽付きポンプ自動車 (10トンの水を積載し、水利がない現場や消防ポンプ自動車に水を供給する役割と、放水機能を兼ね備えた車両)や、35m級梯子付消防自動車 (建物4階以上での火災対応や高所での救助事案に対応する車両)も紹介されました。


市民の命を守り、災害に備えた車両の紹介で会場が盛り上がる中、特に注目されたのが、一台の消防車

なんと!運転されていたのは、徳元豊見城市長
大型車両を運転できる免許をお持ちの市長ならではのサプライズな瞬間でした。乗り物好きで大型二輪~大型二種の運転免許取得をされたお話は2023年4月号広報とみぐすく市長コラムに掲載されています。 その他、女性防火クラブの紹介や幼年消防クラブの子ども達による『防火の誓い』『防火演技』も披露され、子ども達の可愛い声と演技に癒される時間も設けられていました。 冬は空気が乾燥し、火災が発生しやすい時季です。いつも以上に火の取り扱いに気をつけ火事が起こらないよう、起こさないように気を付けましょう。