沖縄県豊見城市のコミュニティFM局 株式会社FMとよみ
〒901-0292 豊見城市宜保1丁目1番地1 豊見城市役所内オフィス

Newsお知らせ

2022.07.21

臨時災害放送局に関する協定締結式

本日、7月21日、豊見城市役所とFMとよみは大災害発生時に対処できるよう
「臨時災害放送局(臨災局)」に関する協定を締結しました。
臨時災害放送局(りんじさいがいほうそうきょく)とは、放送法第8条に規定する
「臨時かつ一時の目的(総務省令で定めるものに限る。)のための放送」(臨時目的放送)のうち、
放送法施行規則第7条第2項第2号に規定する、
「暴風、豪雨、洪水、地震、大規模な火事その他による災害が発生した場合に、
その被害を軽減するために役立つこと」を目的とする放送を行う基幹放送局の事をいいます。

現在沖縄にはコミュニティFM局(CFM)は19局あります。臨災局は市町村が
直接免許を取得して放送を行うもので、東日本大震災時には多くのcFMが
臨災局として地域の情報を被災者に対して放送してきました。
沖縄には現在19のCFMが基幹FM局として活動していますが、臨災局の協定は取れていません。
全て自局での対応となると大災害が発生した場合は、
その運営面(金銭的に)でかなり苦労することとなります。

そこで弊社は、いち早く市役所が実費でサポートしていただけるよう臨災局として
対応できるよう手続きを進めてまいりました。
この後ろ盾がある事で、平常時に人的な対応のみならず
金銭面での手配をとれることとなります。

一昨年には、予備送信所として市役所屋上に100W対応の送信機も設置することが出来ました。
また、免震構造の市役所には非常用発電機の装備もあります。
何よりも、市役所内に本スタジオがあることは情報発信の正確さと迅速性につながります。

免許申請に必要な「第一級・第二級陸上無線技術士」も3人、防災士2名の社員を保有する弊社の役割は
大変大きいと確信しています。

大災害時には何が起きてもおかしくない状況になります。
平常時の今だからこそできる事を考え対応してまいります。

FMとよみは、行政と一体となって豊見城市の「安心・安全」を確保し、
万が一の時もみなさまに寄り添って参りますので、
今後ともFMとよみをよろしくお願い致します。

地域のために 地域とともに あなたのそばに FMとよみ