沖縄県豊見城市のコミュニティFM局 株式会社FMとよみ
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2025.01.16

2025年1月17日で阪神・淡路大震災から30年 防災とボランティア週間② 公助の備え

2025年1月17日 阪神・淡路大震災発生から30年

「災害は忘れたころにやってくる」という言葉がありますが、ここ最近は『災害は忘れる間もなくやってきています』
自然災害に多く見舞われる日本に住む私達は、自宅・学校・職場と様々な防災対策が必要です。

日頃から、家具の配置や固定の工夫・備蓄食料等の備え
心の備えとして地域の方や近隣の会社同士でコミュニケーションをとり「人」を知ることも、災害発生時の「自助」から「共助」へ助け合いができる備えに繋がります。

できることから一つ一つ防災対策を始めていきましょう。

さて、豊見城市では『公助』の備えとして
災害時に避難される方が困らないように様々な機関と災害への備えとして「協定書」の締結を行っています。

① 2024年10月29日には、豊見城市とアンカージャパン株式会社が「災害時における物資供給に関する協定書」を締結し、ポータブル電源や防災セットを提供いただき、災害時の電源確保や携帯端末の充電サポート体制を整えました。

ポータブル電源は、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用し安全性が高く、クーラーや扇風機の使用時にも利用でき暑い時期の熱中症対策にも使用できます。

② 同じく2024年10月29日には、豊見城市へ「九電工沖縄支店」より災害備蓄食料の贈呈が行われました。
九電工沖縄支店は、清掃活動を行うなど「感謝」を伝える活動を続けている企業であり、今回は豊見城市へ備蓄食料を贈呈し市内自主防災組織で活用されます。


③ 2024年11月11日には、豊見城市とリゾーツ琉球株式会社が「津波時における一時避難施設としての利用に関する協定書」調印締結式が行われました。
リゾートホテルやウミカジテラス、野球場があり日々賑わいのある瀬長島、憩いの島として訪れる方も多い島の頂上に位置する「琉球温泉瀬長島ホテル」津波注意報や警報が発令された際に、一時的な避難場所としてホテルが利用できることになりました。

津波の恐れがある場合、車での避難は交通渋滞などパニックになります。 できるだけ徒歩で近くの高台へ避難をし安全を確保することで身を守ることができます。
屋根もあり、炎天下や強風時期に落ち着いて避難できる場所が市内に一つ増えました。

日頃の登校や通勤ルート、休日に訪れる場所、「もしも」を想定して日頃から防災マップや防災アプリを確認し、正しい情報を知ることができるように備えましょう。